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知っても得にならないコケの話

2010.01.10/Sun/23:36:04

というわけで、今日は嫌われ者のコケに関する無駄知識のお話です。


小龍
「あけおめことよろ。しかし新年になって実質最初のレポートから全く癒されない話題だな」


まあそうおっしゃらずに。たまたま新年からこっち、水槽を放置していたらいい感じにいろんなコケが出てるので素材収拾に都合がよかったんですよ。
コケのことについては一度まとめてみようと思ったいましたし。


小龍
「掃除しろ。ってゆうかしてくださいマジで」


というわけで始めます。


小龍
「スルーすんなよ!」


アクアリウムにおいて嫌われ者のコケですが、コケと通常言っていますがこの表現は正確ではなく正しくは藻類と言います。コケというのは蘇苔類の呼び方なのでウィローモスとかのことです。

藻類というのは“光合成をおこなう植物で被子植物、裸子植物、蘇苔類、シダ類を除くすべて”と定義されています。この分類でもわかるように光合成する上記の分類に当てはまらないのはすべて藻類に分類されているのでものすごく多種多様で「藻類の発生しない環境/商品」なんていうのはかなり無茶なハナシ、もしくはある特定の藻類にしか対応しないものだということをご理解ください。

ちなみにコンブやワカメも藻類ですし、植物プランクトンも藻類です。


小龍
「ものすごいアバウトな分類だな。そんなのでいいのか?」


いいのかどうかは分かりませんが、アクアリストにとっては大体の性質別に何種類かわかっていれば問題ありません。

そもそも顕微鏡でないと分類は難しいですし、似たような性質というだけであなたと私の水槽に生えているコケが全くの別種ということもあり得ます。
ともあれ代表的なものをご紹介していきます。

<珪藻>
珪藻2
いわゆる「茶ゴケ」というやつです。誰でも1度は見たことのある藻類だと思います。
単細胞で四角い藻類でそれが皮膜上に群生する藻類です。数万種が存在するとされていますが基本的に肉眼での判別は不可能です。

この藻類は極限環境に強く、強酸~強アルカリのような環境でも大丈夫で、光合成を行うための光の性質も550nmの緑色の光でも可能、貧栄養環境や低温高温にも耐えられるというスーパーな性質を持っています。

適応範囲が大変広いために水槽セット時に一番最初に発生するであろう藻類とされています。
他の藻類が繁殖する環境が整ってくると駆逐されるため水草水槽ではそのうち見られなくなるはずです。


小龍
「逆にいつまでも珪藻が出ているということは環境が整っていない証拠だな」


<緑藻>
緑藻スポット
緑藻2
緑藻3
緑藻4
水槽内でも最大勢力と思われる存在です。スポット状のものから糸状のものまでさまざまあり、中にはシャジクモなどのように“水草”として扱われているものもあります。

緑色が特徴で、水草と性質が同じで、光合成に使用する光も共通です。これは水草に限らず陸上植物全般が緑藻から進化したためで、水草がよく育つ環境は=緑藻もよく育つ環境だからです。

ちなみにマリモもこの緑藻で元は海産らしく、薄い塩分がある環境の方が調子がよく、数年間埋まっていても生きている位光の変化にも強いといわれています。

小龍
「水草と性質が一緒だからいくら環境を整えてもなくならないんだ」


<紅藻>
黒髭藻
黒髭藻2
紅藻はその名の通り赤く見える藻類のことで、よく刺身なんかについてくる赤い海藻はコレのことです。

どちらかというと海に多い藻類でかなり暗い環境(わずかに光が届く海洋)などにも生息しています。画像はいわゆる黒髭ゴケですがこのタイプが紅藻の仲間ではないかといわれています。
木酢液などで処理すると赤くなる、水流を好むなどの特徴が一致していためにそのように考えられています。

このタイプは他の藻類と異なり、しっかりした体を持っているとされています。


小龍
「だからいったん発生するとものにがっちり食い込んで非常に取りにくい」


<藍藻>
見た目は緑藻に近いですが、“ドブの臭い”的な悪臭でドロドロした感じの藻類です。

植物と細菌の中間的存在でシアノバクテリアとも呼ばれます。最大の特徴は何と言っても窒素固定能力で、気体の窒素から肥料としての窒素を作ることができるので貧栄養環境でも生きていける点にあります。

また、細菌としての性質をもつため、抗生物質に弱く、過酸化水素水のような酸化剤にも弱いので藍藻対策にオキシドールが使われたりもします。


小龍
「実は水中では重要な一時生産者なので、これがないと生態系自体が存在しないといわれるほど重要な藻類だ。また、地球上で最初の酸素発生源とも考えられている」


よくコケが生えたので照明を制限する方法がありますが、藻類にも光に対してそれぞれ性質があり、緑藻類は陽性水草のように強い光を好むので多少の効果が期待できますが、珪藻や紅藻は弱光に強い陰性タイプなのでほぼ効果はありません。

また、光合成に必要な光の色について、紅藻は緑の光をよく吸収するため人間の目で見て明るい照明だと、紅藻にとっても好ましい環境になる。おまけに藍藻の中には光に応じて色が変わるものもいて環境に合わせて適応することがあります。


小龍
「数日の遮光程度では緑藻はともかく他のコケには効果がないってことだな」


緑藻も水草と同じ性質なので、水草が弱るほど遮光しないと効果はありませんけどね。
コケの抑制は環境を変えたり、薬品に頼るより、生物による抑制と換水、人海戦術による除去が一番ということですね。


小龍
「なんだかんだ言って結論はそれか?」


だから最初にタイトルで言っているじゃないですか。そもそも種類が多すぎるのと通常の水草よりも適応範囲が広いのだからコケにだけ有効な対処法なんて都合のいいものはそうないんですよ。

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この記事に対するコメント

新年早々のコケレポートお疲れ様です^^
ウチも現在複数の種類と格闘中です^^;
やはり発生させてしまうのも、駆除するのも
掃除&メンテをどれだけマメに出来るかに
かかっているのでしょうね^^;
手を抜くともれなく発生してきますしw
発生した原因に素早く対処できるようになれれば
アクアの腕も上がったと思えるんでしょうかねぇ^^;
URL | cat #-
2010/01/11 02:05 * 編集 *

最近は水草より藻類のコレクターになりつつあります。

結構蛍光灯の種類の選択で変わるような感じもします。

本当に難しいです。

といいつつ竹酢液を塗り塗りしています。
URL | GARCIA #MDo56pwE
2010/01/11 05:31 * 編集 *

頭の中では分かったつもりでも
改めてレポートを読み勉強になりました
共存しているので、完全に駆除することは無理なのですね。一番は定期的(1週間程度)なメンテナンス(濾過・低床・水替)でしょうか
それが中々大変なんですよねー
URL | QR #-
2010/01/11 11:02 * 編集 *

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
コケですか?コケ、

やっぱり、きれいに退治は、出来なので、
美観を損ねない程度に、どうするかを考えたいですね。

といいつつ、なかなか難しいんですよねこれが。


URL | トモ(熱帯魚といっしょ) #b03wljAE
2010/01/11 20:49 * 編集 *

こんにちは。

苔にも色々な種類がありますね。
水草とは同種扱いでしょうから
発生を抑えるのは難しいでしょうね。
生物兵器も餌に慣れると仕事しないし。
やはり人海戦術に勝るものは無いのかな。
URL | ケンシロウ #Tksic3..
2010/01/11 21:01 * 編集 *

いえいえ、ためになりました。^^

メダカ用の砂利を使用していたころは
茶ゴケに悩まされました。
水槽半分ぐらいの水を交換していたのと
砂利の形からびっしり隙間無い底床だったので、
水ができにくかったのでしょうね。
ソイルにしてからは茶ゴケともおさらばしました。

URL | じゅげむ999 #FVvOm6X6
2010/01/11 22:24 * 編集 *

Re: タイトルなし

> cat さん
実際かなりマメに管理していないと常にコケのない環境って難しいですよね。
わかっててもなかなか出来ないのが難しいところですね。

> GARCIA さん
私もコレクションでは負けていないですよ(笑
今回の画像は今現在の水槽のものですし、これ以外にも複数種類出てますし。

コケといっても水草以上に種類が沢山あってそれぞれ少しづつ性質も違いますからね。
好みの光の種類も変わってくるようです。蛍光灯によって発生するコケが違うのもそのためかもしれませんね。

> QR さん
緑藻の類は育成環境が同じなので水草の勢いを高めてコケまで栄養を回さないという対処が一番の方法になってしまうんですよね。
毎日のように水槽をいじれる余裕があれば別ですが、実際小まめな管理って大変ですよね。

> トモ さん
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

コケです。やっぱり皆さんおっしゃるように小まめな管理が大事なんですよね。
ただ、なかなかそれが難しいところではあります。

> ケンシロウ さん
生物による対策はコケを無くすというより、抑制する程度ですよね。
生物だけで駆除は難しいです。
最後はやっぱり人間の管理なんですよね。

> じゅげむ999 さん
茶ゴケは光が弱いところに出やすいので、砂の下の方とか発生しやすいんですよね。
ソイルでもリセット初期発生しやすいです。
だた水草の成長がソイルの方が早いのでそっちに栄養が回ったり、
ソイル自体の肥料の吸着効果のおかげで出にくくはなると思います。
URL | 車輪のホイール #-
2010/01/11 22:58 * 編集 *
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